【ピル体験談】初めての低用量ピル
こんにちは
です。
オーストラリアに来てから、低用量ピルを飲み始めました。
生理周期を整えたり、PMSを抑えたりなんとなくは知ってるけど副作用はあるの?
毎日飲むの?
ということで
ピルの詳細について
まとめていきます。
※副作用等は個人差があります。私個人が感じた副作用や感想について紹介しているので、参考程度にご覧下さい。
低用量のピルとは
期待できる効果
- 避妊効果
- 生理痛(月経痛)の軽減
- 生理不順(月経不順)の改善
- 子宮内膜症の改善と予防
- PMS (月経前症候群) ※1 の改善
- ニキビ、肌あれの改善
- 卵巣がんの予防
- 卵巣嚢腫の減少
※1 PMS (月経前症候群)イライラ、気分の落ち込み、食欲増加、むくみ etc… 生理前の体と心の不調です。
ピルを飲むと
排卵が抑えられて
妊娠時と同じような状態
になります。
排卵されていなければ
妊娠することはないので
避妊ができるという仕組みです。
生理に関して期待できる効果は
- 生理痛(月経痛)の軽減
- 生理不順(月経不順)の改善
- 子宮内膜症の改善と予防
ホルモンバランス改善によって
期待できる効果は
- PMS (月経前症候群) の改善
- ニキビ、肌あれの改善
排卵を抑えることによって
期待できる効果は
- 卵巣がんの予防
- 卵巣嚢腫の減少
と言われています。
その他にも
長期間服用することによって
- 子宮体がんの予防
- 大腸がんリスクの軽減
の効果も期待できると
言われているそうです。
副作用
- 吐き気
- 頭痛
- 乳房の張り、痛み
- 不正出血
- むくみ
- 下腹部の張り
- 血栓症
薬なので
メリットだけでなく
デメリットとなる
副作用もあります。
ピルは
簡単に言うと
人工的に生理前の状態を作りだします。
よって
副作用として
生理前の症状が出ることが
あるそうです。
また
妊娠時と同じような状態
にもなっているので
感覚的には
軽いつわりのようなものです。
体が慣れてくると
副作用もなくなってくる
と言われていますが
人によっては
ピルの種類が合わないこともあります。
副作用がなかなか収まらないときは
すぐに医師に相談してください。
ピルを飲めない可能性のある人
- 35歳以上で1日15本以上喫煙する
- 前兆を伴う片頭痛がある
- 妊娠している、妊娠している可能性がある
- 重症の高血圧
- 乳がん
上記に当てはまる方は
ピルを服用出来ない可能性が
あるそうです。
詳しくは
かかりつけの医師に
確認してください。
使用方法
今回は、私が服用している
「28錠(休薬7日間)タイプ」
のピルをご紹介します。
※ 種類によって飲み方が変わってきます。
28錠(休薬7日間)タイプの特徴
- 2種類の錠剤合計28錠が1シート
- 黄色の錠剤 → ホルモン剤
- 白い錠剤 → 砂糖粒 (休薬期間:7日間)
- 通常は、休薬期間中に生理のような出血がおこる
裏側には曜日が書いてあります。↓↓
飲み方
- 処方された後の最初の生理が始まった日から1日1錠
- 毎日決まった時間に服用
私は、忘れないようにアラーム設定してます。
ピル体験談
ピル服用のきっかけ
私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で生理が自力でくることが難しい身体です。
PCOS改善のために
医師からホルモン剤治療などを
進められてきましたが
でも、毎月の生理がないと楽。
ということで
ずっと敬遠していました。
ときは経ち
禁煙をはじめたら
生理がきたりこなかったりするように
なりました。
せっかくたまにでも生理がくるなら、ピルで周期も整えてみようかな。
と思い立って
低用量ピルの服用を開始しました。
副作用
私は、副作用と思われる症状がいくつか出ました。
- 熱っぽい(風邪っぽい)
- だるい
- 寝ても寝ても眠い
- むくみ
- 下腹部の張り+便秘
- 乳房の張り+痛み
- 吐き気
- 不正出血
最初の数日は
熱っぽくて
とてもだるかったです。
その後の約10日間は
- 下腹部の張り
- 便秘
- 便秘による吐き気
- ピルによる吐き気
の副作用が続きました。
2シート目に入るまでは
常時
乳房の張りと痛み
が続いて
生理開始予定日の1週間前から
不正出血
が起こりました。
不正出血4日目あたりで
心配になって病院に電話しました。
そのまま飲み続けていい
とのことだったので
服用を継続したところで
そのまま休薬日が開始したので
合計2週間出血していました。
貧血でふらふらしてきたので、プルーンを食べてしのぎました。
副作用の症状や度合いによっては
服用を中止しなければならい
こともあるそうなので
必ず医師に相談しましょう。
追記
その後
2シート目に入ってからは
副作用もなく
服用を継続していまいた。
そして
半年間ピルを服用した後
1か月だけ
ピルの服用を中止してみました。
服用を中止したことにより
改めて実感したことがあったので
追記します。
まずはむくみに関してです。
むくみに関しては
前回の副作用にも記載していますが
今回感じたことは
むくみは収まったと思っていたけど、ピルを服用している間ずっとむくんでいたのかも?
ということです。
ピルの服用を中止したら
体の重い感じがなくなり
全体的にシュッとしました。
最初の副作用のときに感じた
ひどいむくみは収まっていたけど
軽いむくみが密かにずっと起こっていたのかもしれない
と感じました。
2点目は
食欲増進についてです。
ピルの服用を中止したら
以前よりお腹が減らなくなりました。
お腹が減らなくなったというよりも、感覚的にはピルの服用を始める前の食欲に戻って懐かしい感じでした。
ピルの服用中に
食欲増進の副作用も出ていたのかな
と感じました。
感想
メリット
いつ生理がくるのか確実なので
出先で急に生理になることもないし
旅行の予定もたてやすいです。
私は
多嚢胞性卵巣症候群による無月経で
普通の女性に比べて
ホルモンバランスが著しく崩れていた
と思います。
それに伴う
メンタルの不調もひどかったですが
ピルを飲み始めて少し経ったくらいから
メンタルがとても安定した気がします。
私の場合はかなり特殊なケースなので、みなさんに当てはまる可能性は分かりませんが、ホルモンバランスからのメンタル不調で悩まれてる方は一度試してみるのもいいのではと思いました。
デメリット
毎日同じ時間に服用するのが
思った以上に面倒くさかったです。
個人差がとても大きいと思いますが
個人的に最初の副作用は
なかなか辛かったです。
まとめ
もし気になっているなら
とりあえず一度試してみて
継続するかどうかは
その後に考えてみてもいいのではないか
と思いました。
ただ
ピルもお薬なので
必ず医師とよく相談してください。
ご質問等ございましたら
からお問い合わせください。